<1つ前に戻る|活動内容トップ>
シンポジウム
2001.10.28開催 青空の会10周年記念シンポジウム
「遺された家族が生きるということ
−ガン患者を介護した家族の声−」
大盛況に感謝します!
2001年10月28日(日)に中央大駿河台記念館(JRお茶の水駅)で行なった青空の会 のシンポジウムは 300席が満席になりました。関西や新潟県からもご参加いただきま
した。参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
なお、会場のマイクの使い方が悪くて聞き取りにくいとの声がたくさんありまし た。行き届かなかった点はどうぞお許しください。
<シンポジウムの内容>
アルフォンス・デーケン教授は講演「生きがいとユーモア」で、大切な遺族の心の ケアをわかりやすく話してくださいました。まず「癒し」について、悲嘆のプロセ
ス、傷つける言葉の例をあげてのコミュニケーションのあり方の問題、聞き役に徹し YesかNoかの質問を避けるなど心を開ける対応、ボランティアでの共同体体験による癒
しなど、とても実践的な内容でした。次いで「新たな生きがいへの希望とユーモア」 は、だれだれの妻という役割でなく個人を確立する意識の転換、思いわずらうことか
らの解放、第三の人生(死)への準備の必要、出会いの大切さなど、ここでもとても具 体的なお話でした。最後にユーモア感覚を育てよう!と締め括られました。
第二部は司会・コメンテイターを山崎摩耶先生にお願いしてのパネルディスカッ ション「遺された家族が生きるということ」。娘さんを亡くされたY.Oさん、連れ
合いを亡くされたI.Yさんが体験発表し、ディスカッションでは熊沢健一氏にも特 別に発言していただきました。「医師にも言い分があります」「病気についても科学
的に見ていく事ができるように学ぶ必要がある」など印象的なコメントでした。
|