第120回つどい

第120回のつどいを行いました。参加者は、27人(女性19人、男性8人)でした。兵庫県、長野県から参加された方もおられました。今回のつどいでは共同代表Nさんが自宅からオンラインで皆様にあいさつをしました。開会前には参加された方々がNさんとオンラインで直接言葉を交わす機会もありました。

N共同代表のあいさつに続きZさんの体験発表に移りました。Zさんは一周忌を迎えたばかりのお母様のことをお話しされました。がんと診断されて病院や緩和ケア施設で一切治療を受けられず3か月で亡くなられるまでの辛さ、その後の心の苦しさを振り返り、今感じていることを冷静にお話しされました。
 続いて全員が自己紹介を行い、それぞれの思いを語りました。

「悲しみがやってくるのもいいのかな、忘れなくていいかなと思った。」

「Zさんと同じ状況だった。お話を聞いて胸がじーんとした。」

「最初の頃は辛かった。体験発表も泣きながらに纏めて辛かったが、吐き出せたことで、自分の気持ちを見つめ直す良い機会となった。」

「Zさんのお話で母のことを改めて思った。つどいはふだん考えていないようなことを考えるいい機会だと思う。」

「青空の会でなにかさせてもらうことが力になった。」

「娘の喪失体験から、この体験を無駄にしないで生かすことを学んだ。3年4か月前に教員だった息子を過労死で亡くし、教員の過重労働をなくす取り組みをしている。」

「亡くなった夫や息子と幸せに暮らした人生があるから、もう一度同じ人生をやってもいいと思えるようになった。」

休憩をはさんで、「亡くされてまもなくの方」「親御さんを亡くされた方」「子どもさんを亡くされた方」「これから生きていくこととそれぞれの癒やし」の4つのグループに分かれて懇談を行いました。

つどい

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