第102回つどい

第102回つどいを開きました。参加者36人、うち女性25人、男性11人、初参加3人でした。

行事案内の後、医療関係雑誌記者さんから取材依頼のお願いがありました。
発表された方は、ゆっくりとした口調で、プリントした原稿を見つめながら、お話をしてくださいました。

その後自己紹介を行い、それぞれの思いを話し合いました。
「14年たっても一日として忘れたことがない、朝起きると夫と話をして一日が始まる。一緒に生きている気がする。」
「舌がんで、3年3ヵ月前に女房が亡くなった。手術が15時間もかかった。自分がいまできるのは供養しかできない。女房が生きている時は、本当に楽しかった。」
「5年経つがつらい。夫は精神的にまいっていたので、医師からの治療の話を私一人で聞いた。何か決める時に相談できる所があったら良かったのにと思う。地方の病院だったので、それがよかったのかどうか、後悔している。気持ちがまだ整理できていません。」
「夫は45歳でした。亡くしてから得たものも大きい。夫からの私へのプレゼントと思っている。優しくなれたこと、小さなことでも幸せを感じられること、仲間がいること。楽しい想い出を思い出すと、心が温かくなる。」

最後に、「亡くされてまもなくの方」「これから生きていくこと」「それぞれの癒やし」「親・子どもさんを亡くされた方」のグループに分かれて懇談しました。つどい終了後に食事にいきました。

つどい

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