第112回つどい
第112回のつどいを行いました。参加者は、29人(女性22人、男性7人)でした。
今回、体験発表は、初めてつどいに参加したCさんが行いました。準備したノートのメモを見ながら、お気持ちが溢れるように話されました。
続いて全員が自己紹介を行い、それぞれの思いを語りました。
「妻が2017年12月26日に亡くなり、今日がちょうど5年と2ヵ月目です。妻が好きだった小菊を昨年末に供えたのがまだ咲いています。生命力の強い花です。小菊のように妻が長生きしてくれるものと思っていたので、残念です。体調を崩して2年間休職し会社を辞め、暫くして職業訓練所に通い、いま新しい仕事について1年、少し安心できました。手探りで生きてきたのかなと思います。」
「土曜日が仕事なので、今日久しぶりに参加しました。10年前夫を2週間の入院で亡くしました。夫が入院した病院で働いているので、その病室の前を通る時は辛い思いがよみがえります。10年経って、悲しさよりも夫への感謝の気持ちが多くあります。あまり悲しいことは考えず、毎日元気に働いております。」
「4年ぶりの参加です。8年前母を自宅で看取りました。同年代で母親を亡くした人がいなくて自分で抱えていましたが、自分の体験を生かしてグリーフケアができるよう、いま学んでいます。」
「先に逝った人が、時間を下さって有り難うと思っています。」
「母が2019年2月26日に亡くなり丸4年になります。子どもの頃、家族でいろんな処に旅をしました。最近行く場所場所で母が思い出されます。」
休憩をはさんで、「亡くされてまもなくの方」「これから生きていくこと」「それぞれの癒やし」「親・子を亡くされた方」という4つのグループに分かれて懇談を行いました。