第111回つどい
第111回のつどいを行いました。初めての会場で、2つの部屋の仕切りを折りたたむのに係の人にお願いしてやっとできました。半年ぶりのつどいでした。参加者は、23人(女性15人、男性8人)でした。
今回、体験発表の代わりにK共同代表が「L医師との出会い」について話し、続いてN共同代表がプロジェクターを使って、日本ホスピス・在宅ケア研究会の奈良での全国大会・グリーフケア部会の紹介を行いました。
続いて自己紹介を行い、参加者がそれぞれの思いを語りました。
「夫の闘病中に貴重な情報を教えてくれてどれだけ救われたかわからない、その友人がホスピスに入り、夫のことがフィードバックされて元の状態に戻った、何年たっても悲しみは深く、決して軽くなったのではないことがわかった。だましだまししながら、やりたいことに取り組み過ごしています。」
「妻がステージ4の大腸がんで肺に転移がありましたが、5年間頑張りました。七回忌を終えて初めて参加します。」
「抗ガン剤を2年ほどし、10数日前に直腸癌で妻が亡くなりました。心がおれそうです。ネットで青空の会を知り参加しました。」
「60年間夫婦で暮らし、お互いに気を使っていたことがわかった。今はストレスゼロ、週2,3回好きな時に出かけています。」
「今日は姉の服を着て来ました。冊子115号で紹介されたB医師がお母さんと話しているのがテレビで放映され、こんな医師に姉を診てもらいたかった、と思いました。」
「先月妻が亡くなり、娘たちと暮らしています。自分が在宅でしてきた、そのことを考える毎日です。目の前から居なくなる……みなさんはどうされているのでしょうか……。」
「夫とモンブランに登り、宝ものをたくさん残してくれた。みなさんとも交流でき、本当に感謝している。プラスに考えるようにしています。年齢は考えないようにしています。」
「48歳直腸癌で夫が亡くなり、うつ状態が3年程続きました。友人に形見分けしたのがきっかけで少しずつ元気になりました。ふれあいの中で感謝しています。」
「4カ月あっという間でした。学生だった子供達が自立し、今は楽になりました。」
休憩をはさんで、「亡くされてまもなくの方」「これから生きていくこと」「それぞれの癒やし」という3つのグループに分かれて懇談を行いました。