第114回つどい

第114回のつどいを行いました。参加者は24人(女性18人、男性6人、初めて参加2人)でした。

レクの案内(10/14、傳通院と小石川植物園巡り)に続いて、A大学の院生から研究協力の依頼を行ってもらい、Bさんの体験発表に移りました。長い間悲しみの大元に向き合って、故人とも対話するように考えてこられたご様子で、パソコンに整理された文章を見ながら、静かにゆっくりと話されました。

続いて全員が自己紹介を行い、参加者がそれぞれの思いを語りました。

「私に大腸のガンが見つかり、手術できないと言われ、抗ガン剤治療。その後手術できると言われて、6月に手術し、きれいに取れたといわれました。今は自転車にも乗れ、体操にも行っています。」

「25年前、たった2週間でした。何が何だかわからず、新聞で青空の会を見て参加。今はつどいに参加するのが楽しみです。」

「この夏新盆です。いきなり放り出された何がなんだかとても不安です。青空の会でいろんな人と話をして、自分で乗り切れる気持ちを持てるようになりました。」

「おととしの夏、コロナの時、自宅で38時間過ごさせた。叔母と二人きりの葬儀、自分に起きた事、何が何だかわからない。今も遺族外来で治療を続けています。」

「看取りができたが、親兄弟は離れており、まったく一人の生活。休職を何度か繰り返し、話すのはカウンセラーしかいなかった。青空の会をネットで見て参加、話をして気持ちが楽になった。今は普通の生活。この後の人生をどうやって生きていくか、どうしたらいいか、悩んでいます。」

「17年前45歳、2か月でした。難はあった方が、無難な人よりも、幸せな力が持てた、と思う。有り難う、という言葉とともに生きています。」

休憩をはさんで、「なくされてまもなくの方」「これから生きていくこと」「それぞれの癒やし」「親兄弟子どもさんを亡くされた方」の4つのグループに分かれて懇談を行いました。

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